「たっこにんにく」を日本一にした男のはなし

東北で初の地域ブランド「たっこにんにく」誕生秘話

 

東北地方で地域団体商標第1号となった「たっこにんにく」は、

青森県と秋田県、岩手県に接する山間にある小さな町「田子町」の地域ブランド商品です。

 

青森といえば、りんごとにんにくが有名ですが、

特に田子町のにんにくは、市場関係者に

 

「田子のニンニクは、よそと違う」

 

と言われるほど、品質・量とも日本一です。

 

たっこにんにく

 

今でこそ田子町は「にんにくの町」として有名になりましたが、

昭和30年後半頃までは、多くの農家が炭焼きと畜産、

そして出稼ぎで生計を立てていました。

 

町の約80%が山林という厳しい地形であること、

そして土地が野菜作りには不向きの火山灰性の土壌であったからです。

昔ながらの言い方をすれば、「痩せた土地」というわけです。

それから半世紀以上が過ぎた現在の田子町は、

にんにく、葉たばこ、米、トマト、きゅうりなどの野菜栽培と田子牛などの

畜産を組み合わせた複合経営が主流となっています。

また、健康志向の高まりとともに、にんにく市場が大きく拡大したおかげで

農業収入も安定、今では出稼ぎに行く人もいなくなりました。

そこで、どのようにして田子町は、「たっこにんにく」を日本一にしたのでしょうか?

どのようにして、町の人の暮らしをこれほど豊かにしたのでしょうか?

そこには、何度失敗してもあきらめなかった人たちの物語があります。

 

彼らは、長い時間をかけて土壌改良に取り組み、

にんにくの品質を高めるための基準を作り、

粘り強く農家と話し合いをしてきました。

 

 

何度失敗してもそのたびに立ち上がり、

10年ごとに訪れるアクシデントをも乗り越えてきました。

「たっこにんにく」は、彼らの努力が実った証なのです。

このコーナーでは、「たっこにんにく」を日本一にするために

人生をかけた男の物語を紹介していきます。

 

 

田子かわむらアグリサービス有限会社

代表取締役 川村武司

 

にんにく日本一の軌跡(ブログから)