「たっこにんにく」のブランド化の取り組みと今後の方向について
平成20年1月30日(水)山形県天童温泉「天童ホテル」
山形県「むらやま新春フォーラム2008」にて基調講演をさせて頂きました。
山形県村山総合支所では、農産物価格の低迷などにより農業・農村に閉塞感が漂っている中、村山のブランドづくりをキーワードとして、農業者に元気が出るようなフォーラムを開催し、元気な産地づくりをめざす。
様々な課題を抱えている中、競争力の高い戦略的な産地づくりを一層進め、消費者や実需者に支持される村山ブランドの確立をめざしていこうとフォーラムが企画され、私の基調講演と、事例発表が行われました。
基調講演では、「『たっこにんにく』のブランド化の取組と今後の方向」と題して、一度日本一の称号を得た「たっこにんにく」が中国産の輸入攻勢などで生産量も激減し、価格も大暴落、それをきっかけに生産・流通改革に取り組み、再びブランド産地として復活した経過などについてお話しをさせて頂きました。
また、山形県内の生産者の方々のブランドづくりの取組について、上山市(有)須田フルーツの須田貞恵さんと最上町アスパラガス生産者協議会会長斎藤菊雄さん、JAさがえ西村山果樹部会りんご部会長井澤寿一さんが事例報告を行いました。
最後は、講演者、事例発表者を交えた総合討議で参加者との活発な意見交換を行いました。
会場で農家生産者の奥さんが、お話しを聞いていて涙が出てきました。とても感動しました。
ありがとうございます。と言葉をかけて頂きまして大変嬉しく思いました。
山形県の農家生産者がとても好きになりました。良い出会いに感謝しています。
「むらやま新春フォーラム2008」