にんにくが良く育つ環境は、排水の良い、有機質に富んだ土壌です。
つまり、畑が乾燥した時は根に水分を与えてくれる。雨が降っても根が窒息しないようにしてくれる。そんな良い畑づくりが、”深耕と堆肥”と言える。
深耕は、深く耕すこと。
生産者が汗して努力する姿がにんにくには見えるんでしょうね。
恩師の教え、
「人が畑を世話すると畑もまた人を世話する」という言葉が好きです。
にんにくが大きく育ってほしい!”欲望”が肥料を多く与える。
すると、肥満??病気にも冒されやすい。
しっかり手間暇と汗して”土づくり”をした畑に植え付けすると、
今度は、畑がにんにくをしっかり世話してくれます。
その土づくり・畑作りがおろそかになってインスタント農法?が
にんにくの根が育ちにくく、にんにくの生育にも大きく影響してきます。
にんにくが育つ環境は、にんにくの根が伸び伸び育つ環境づくり
”心耕”は耕す人の”心耕”がとても肝心です。
もし、田子町に畜産がなかったら、「たっこにんにく」はなかった。
一本の藁も無駄にしない!縄の切れ端も堆肥舎に運ぶ!
土づくりの理念と行動を叩き込まれた、厳しい教えがあった。
40数年前、地域複合経営・土づくりと生産活動・教育活動、たっこにんにくの源流がある。
日本一の名乗りを挙げた昭和50年頃から、多くの視察が訪れた。視察で訪れた方々に技術を隠すことはしなかった。汗して土づくりに励む意識改革は真似が出来ないだろう。
あと10年間は絶対追いつかれない!と自信があった。(^^)
プラウは錆びても心は錆びぬ!
友が語った言葉が、今でも好きだ。
にんにく日本一の軌跡一覧
- 昭和45年 田子町の農業維新!
- 昭和46年 農協からのお誘いが
- 昭和47年 にんにくとの出会い!
- 昭和48年 品種の統一を決断&厳しい系統選抜
- 昭和48年 東京青果へ初出荷
- 昭和50年 やったぞ、日本一を名乗る!
- スクランブル発進!私の流儀。
- 深耕