にんにくの町「青森県田子町」から、こんにちは!
今にんにく産地では、業務用にんにく産地価格が、これまで経験したことがない、
「にんにくはバブル」!!と思われるような産地事情です。
にんにくの販売は、一般消費者向けの流通と業務用の出荷があります。
にんにくは、6月中下旬から7月上旬頃収穫されます。収穫されると即乾燥作業に入ります。
乾燥が終わりますと、大まかに「にんにく専用CA冷蔵庫」保管用と業務用など区分されますが、生産者にとっては業務用価格がとても重要です。
ところが、今年の業務用価格は過去に例がない、超すごい価格で取引されています。
私は、約40数年間「にんにく」に関わってきましたが、初めて経験する価格です。
なので私は、「にんにくバブル期」??と呼んでいます。
どのくらい凄い価格??
その価格は差し控えさせて頂きますが、生産者にとっては喜ばしいところ。
様々要因はあると思われますが、
産地として、業務用の凄いビックな価格に浮かれることなく、
あくまでも「高品質にんにく生産」を目標にしてほしい。
大事なことは、ここで、気持ちを切り替え、
何より、消費者向けの良い品質をお届けする気構えが肝心。
先ず、しっかり、
良い種子を選ぶこと。
そして、我が家の種子育成計画を立てること。
こんな時こそ、にんにく産地の戦略が急務だ。
しっかり将来を見据えた「にんにく司令塔」が肝心。
すると、自ずから目標が見えてくる。