~にんにくを超えた 琥珀のちから~
にんにくの町「青森県田子町」から、こんにちは。
私の町では、町内に48の自治会(町内会)があります。
11月5日(木) 町公民館ホールにて、会長さん方々が一堂に会して研修会を開催しました。
私は、町自治会連合会の会長として挨拶。
自治会連合会のコミュニティ研修会の主題は、自主防災会の結成に向けた取り組み方です。
これまでの自治会とこれからの自治会は大きな潮流の変化があります。
先ずは、自然災害の猛威と被害が甚大だということ。集中豪雨、大洪水、強風、突風、竜巻、地震など、全国的にこれまで経験したことがない大きな災害に見舞われています。
それに、地域の高齢化現象の加速です。高齢化率は年々増加し、この間25~26%程度と思われましたが、現況約36%くらい。あと10年後では概ね47%が予想されます。
記憶に新しいところでは、昨年11月に発生した長野県白馬村の震度5強の地震被害です。ここでは、地域住民の防災体制、防災意識の高いことが注目されました。
少し前では、阪神淡路大震災の時、「助かった人たちの約8割の方々は、地域の人たちの助け合いによって救助されたと言われます。
私たちの住むは、災害に対する危機意識が低いと言われますが、だからこそ今、悲観的な状況を想定して、次世代に防災の礎を築いて行くことが肝要です。
そこで本日の研修会は、そのような疑問を解消し、これならできる。と思えるところまで、より具体的に方法手順を示すこととしております。など紹介して、早期に全地区での自主防災会結成を呼びかけました。まだまだ、新米の会長ですが、ごあいさつ。
講師は、三戸消防署田子分署の千葉隊長さん、そして町総務課グループリーダーの高岸さん
これまで自主防災会を結成した、会長さん方々からもアドバイスを頂きました。
自治会連合会の活動計画では、①自主防災会の結成。②高齢者の見守りネットワーク。③再生資源ゴミの集団回収。④健康づくり。を重点活動としています。
私は、防災と福祉は両輪のごとく進めることが肝心。行政は縦割りでこのようには行きませんが、高齢者の声かけ、見守り安否確認も防災訓練に活かして頂きたいと思っています。
町の総合訓練では、赤十字奉仕団婦人部の方々が炊き出し訓練を行いました。自治会連合会も赤十字奉仕団の分団です。これから各自主防災会の炊き出し訓練など活動実績として捉えたいと思います。
今後、ボランティアセンターの設置機能など各組織が連携した取り組み訓練が課題と思っています。
自主防災会の結成によって、防災資機材の導入補助や消化栓用ホースの更新などでは、町補助のほかに自主防災会結成によってさらに自治会連合会から助成金があり、とても有利です。
このことなどなど情報提供しながら、有意義な研修を終えることができました。
私は、あいさつなどちょっと心配していましたが、
終わって、ほっとしました。(*^o^*)