こんにちは。
今日は、お彼岸入りですね。
お彼岸とは、春分の日と秋分の日を中間にはさんだ前後3日ずつのそれぞれ1週間が「お彼岸」です。
私は、今朝5時45分頃から耕田寺にて住職さまのお手伝い。お彼岸供養の受付をしてきました。なので、お墓参りはその後でゆっくりとお参りです。
お寺のお手伝いを終えてから、二人でお墓の掃除とお花を生けてお参りをすませました。
早朝から、お寺には大勢の方々がお参りに訪れます。中には、幼いお孫さん・お子さんと一緒に訪れてくる姿をみると心がほのぼのと温かくなる思いがします。
住職様は、お子さんの時から一緒にきて、手を合わせる姿を見て育っている子は良いですよ。とおっしゃっていました。私の孫たちがお盆にお参りした姿が思い出されます。
お彼岸とは、お釈迦様の教えを仏弟子の方々が記した原始経典の中にしばしば、真理に目覚め悟りを得ることを、「煩悩の流れを渡り、かの岸に至った」という言葉で表現されているそうです。
すなわち、私たちの、煩悩に振り回されながら悩み苦しんでいる心の世界を「こちら側の岸=此岸(しがん)とし、心の悩みや苦しみを乗り越えた理想的心の世界を「かの岸」と呼んでいるそうです。
そして、「かの岸」のことを、中国で唐の時代に「彼岸」と訳したと言うことです。
春分の日と秋分の日は昼と夜の長さが等しく、バランスのとれた気候です。バランスのとれたところを「中」と言い、お釈迦様は両極端に偏らないバランスのよい生き方を「中道」と呼ばれ、大切な生きる姿勢とされたそうです。
よく、「暑さ寒さも彼岸まで」と言われますが、暦の上では秋分は秋(立秋~立冬の前日)の折り返し地点です。自然に寄り添う暮らしの中で、暑さ寒さやそれに伴う様々なつらさも、彼岸のころには和らいで楽になるよ......「暑さ寒さも彼岸まで」には、励ましの意もあったのです。これから、秋分以降は秋の夜長に向かいます。
ついつい、食べ物に手がいってしまう「不摂生の時」を迎えますが、肥満傾向~体脂肪が、心なしか心配です。