青森県産業技術センター等と連携~「琥珀にんにく」の誕生~

にんにくを超えた低温熟成パワー

青森県の特許技術(特許4070138号)低温熟成製法

八戸工業大学・野田教授が指導した熟成処理施設

当社かわむらのにんにくに関わる技術

 

これらによってにんにくを超えた、熟成パワー「琥珀にんにく」が誕生しました。

 

地域ブランド「たっこにんにく」をじっくり約2週間低温熟成すると、チョコレート色・小麦色に変化して、

機能性成分 S-アリルシステインが約80倍

シクロアリインが約5倍

に増強されたのです。

青森県産業技術センター

農産物加工研究所

八戸工業大学野田教授

琥珀にんにくの「S-アリルシステイン」の含有量

東京大学名誉教授 齋藤洋氏(薬学博士)監修の

「認知症はこうしたら治せる」では

「低温熟成ニンニク抽出物」

として琥珀にんにく(琥珀にんにくパウダー)が紹介されています。

 

琥珀にんにくには「S-アリルシステイン」と「シクロアリイン」の成分が顕著に高まっていることが特長です。

S-アリルシステイン」は、生にんにくにおいて、ほとんど含有しておりませんが、琥珀にんにくでは、含有量の大幅な引き上げに成功しました。

 

生にんにく(1g)における「S-アリルシステイン」の含有量は0.03mgに対し、

琥珀にんにく(1g)における「S-アリルシステイン」の含有量は3.1mgと80倍以上なっております。

 

なお、「S-アリルシステイン」の含有量は

 

「S-アリルシステイン」「シクロアリイン」両成分が高含有!

琥珀にんにくは、「S-アリルシステイン」と「シクロアリイン」を含有しています。

この両物質を琥珀にんにくほど大量に含有している製品はありません。

両物質は水溶性含硫アミノ酸で生にんにくにはほとんどなく、抽出・熟成過程で生成されるものですが、他のにんにく製剤に比べ、両物質とも最も多く生合成されています。

たっこにんにく100%

低温熟成施設へ入庫前検査

八戸工業大学野田教授

指導の低温熟成施設

青森県産業技術センター

農産物加工研究所共同研究

農産物加工研究所にて

共同研究開発中

八戸工業大学野田教授

東京大学名誉教授齋藤洋先生

ニンニクの科学を監修

琥珀にんにくとの出会い

琥珀にんにくとの出会いは衝撃的でした。

 

青森県農産加工指導センターに出向いて、当時山本部長から見せて頂いた「熟成したにんにく」はよく言えば黄金色とも小麦色とも思えるが、とても堅く、ひどいいびつな感じの固形物でにんにくと呼べないものでした。

しかし、今までのにんにくには存在しない、特別な成分が多くなった「優れものにんにく」だと紹介されました。

研究開発者を尋ねて、教えを受けました。

「この研究された方が”つがる農産加工指導センター”にいるので、是非一度、説明を聞いてみたら?」と研究開発者の山崎氏を紹介されました。

数日か数ヶ月経ってから、山崎研究員に電話で連絡を取り、つがる農産物指導センターに出向いて教えて頂きました。

 

この時に初めて、S-アリルシステイン成分とシクロアリイン成分が顕著に高まったことなど知ることになります。

一生懸命黒板に書いて説明をして頂きましたが、とても難しくて頭には入らなかったように記憶しています。

琥珀にんにくの特徴

技術は日進月歩!

青森県産業技術センターとの連携による安心・安全と信頼。

農産物の加工品には様々なものがありますが、公的機関の技術的裏付けがあるものはほとんどありません。

青森県産業技術センターと連携することにより、技術的裏付けを得る事ができました。

 

農産物加工研究所

農産物加工研究所

 

農産物加工研究所では、研究開発に日々奮闘して、「良い商品」をお客様にお届けします。

 

農産物加工研究所と連携

 

高品質・安心・安全の商品づくり

 

 

各書籍より引用

S-アリル-L-システインには種々の興味ある生理活性が報告されている。

S-アリル-L-システインは、生にんにくにはほとんど含有されていないが、熟成ニンニク抽出液の熟成過程において、

主に生ニンニク中のγ-グルタミル-S-アリル-L-システインから生成されることが明らかにされている。

(ニンニクの科学齋藤洋【監修】より)

S-アリルシステインはニンニク由来の水溶性イオウ化合物で、酵素γ-グルタミルトランスファーゼの作用により、γ-グルタミル-S-アリルシステインから生成する。S-アリルシステインは、多様な薬理作用を有することが報告されている。

(ニンニクの科学齋藤洋【監修】より)

琥珀にんにくは、青森県特許と当社独自の製法により、S-アリルシステインとシクロアリインが高含有の低温熟成にんにくである。

ニンニク鱗茎の加温処理によるS-アリルーL-システインの蓄積

山崎賀久、奥野智旦

(日本食品科学工学学会誌 第55巻 第9号 別刷より)

 

 

 

東京大学名誉教授 薬学博士 斎藤 洋 氏

東京大学名誉教授

薬学博士 斎藤 洋

川村さんの琥珀にんにくを私も応援しています。

川村さんの琥珀にんにくとの出会いは衝撃的でした。

琥珀にんにくは、にんにくの有効成分として、現在、最も注目を集めているS-アリルシステインと、玉葱の有効成分であるシクロアリインを熟成により生合成し、大量に含有しているからです。(両物質は水溶性アミノ酸です。)

「黒にんにく」より多くのアミノ酸を含有しています。

高品質のにんにくを生産する青森県田子町で誕生した川村さんの新しい「琥珀にんにく」。

その低温熟成パワーに期待しています。

ニンニクの科学 斎藤 洋 氏 監修